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(本製品は研究用試薬です) |
【マロンジアルデヒドとは】 |
マロンジアルデヒド(malondialdehyde: MDA)は脂質過酸化分解生成物の一つであり、脂質過酸化の主要なマーカーとしてよく用いられています。
多価不飽和脂肪酸(PUFA)は活性酸素種/フリーラジカルによる酸化を受けやすく、例えばヒドロキシラジカル (HO・)と容易に反応して
脂質ペルオキシラジカル(LOO・)を形成します。この脂質ペルオキシラジカル(LOO・)は、さらに 別の多価不飽和脂肪酸(PUFA)と
反応して脂質ヒドロペルオキシド(LOOH)と脂質ペルオキシラジカル(LOO・)を形成します。 また、脂質ペルオキシラジカル(LOO・)は
分子内2重結合に反応して環状エンドペルオキシドを形成し、これがさらに分解されて マロンジアルデヒド(MDA)が形成されます。
本抗体は、MDAと蛋白質のリジン残基との反応物(MDA-Lys付加体;例えば、DHP-lys:Dihydropyridine-lysine等)を特異的に認識します。
免疫組織染色、ウェスタンブロッティング法によるMDA検出に適しています。
尿、血清、組織ホモジネート等を対象にマロンジアルデヒドを検出する場合には、
MDA測定キットが便利です。 |
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【製品仕様】 |
免疫原: |
MDA修飾蛋白質で感作したBALB/Cマウス由来。 |
精製法: |
マウス腹腔内で培養して得た腹水をプロテインAを用いて精製 |
形態・形状: |
凍結品(バッファー組成:10mM PBS、0.1% NaN3、0.5%BSA含有)。 |
特異性: |
MDA修飾蛋白質と特異的に結合する。 |
クラス: |
Mouse IgG2aλ, clone 1F83 |
保存方法: |
-20℃以下にて凍結保存 |
【抗MDA抗体の特異性】
【大動脈壁マクロファージの免疫染色】 (写真:東京女子医科大学 柴田博士提供)
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【参考文献】 |
1) |
Immunochemical detection of a lipofuscin-like fluorophore derivered from malondialdehyde and lysine.
S Yamada, S Kumazawa, T Ishii, T Nakayama, K Itakura, N Shibata, M Kobayashi, K Sakai, T Osawa and K Uchida.
J.Lipid Res. 42, p1187-1196 (2001) |
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品名 |
商品コード |
容量 |
価格(税込) |
抗MDAモノクローナル抗体 |
MMD-030n |
30μg |
44,000円 |
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【製造元】:日油株式会社
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関連商品:    |
MDA測定キット    |
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