ホーム > 酸化ストレスマーカー選択ガイド Rev.080723
酸化ストレスマーカー選択ガイド
Selection guide for oxidative stress biomarkers.  
      適用可能サンプル    
分類 マーカー名/商品名 仕様   尿   血清 細胞
組織
価格
(税込)
備考
D
N
A




New 8-OHdG Check
(ELISA法 450nm)
(研究用試薬・54回用)
測定範囲:
0.5〜200ng/mL
- ¥84,000 最も実績ある酸化損傷マーカー。尿中の8-OHdGを3時間で測定できます。
高感度8-OHdG Check
(ELISA法 450nm)
(研究用試薬・54回用)
測定範囲:
0.125〜10ng/mL
¥84,000 血清や組織サンプルにも対応できる高感度タイプ。所要時間は1晩+2時間です。
抗8-OHdGモノクローナル抗体
(研究用試薬)
容量:
20μg/100μg
- - ¥27,300
¥105,000
免疫組織染色によるDNA酸化損傷の検出に最適です。
抗チミジングリコール(TG)
モノクローナル抗体

(研究用試薬・NEW
容量:
100μg
- - ¥63,000 DNA中のチミジン酸化により生成される新しいバイオマーカーです。免疫組織染色に適しています。
8-OHdG受託分析 受託分析
(ELISA法)
- ¥7,350
(尿)
¥9,975
(血清)
尿や血清以外の特殊サンプルも対応可能です。ご相談ください。






ヘキサノイルリジン(HEL)測定キット
(研究用試薬・54回用・
ELISA法450nm)
測定範囲:
2〜700 nmol/L
¥63,000 脂質過酸化の初期段階のマーカー。
ヘキサノイルリジン(HEL)受託分析 受託分析
(ELISA法)
- ¥8,400
(尿)
¥10,500
(血清)
脂質過酸化の初期段階のマーカー。動物の尿/血清にも適用可能。
抗HELモノクローナル抗体
(研究用試薬)
容量:
20μg
- - ¥18,900 脂質過酸化の初期段階のマーカー。免疫組織染色(動脈硬化病巣など)に最適。
抗4−HNEモノクローナル抗体
(研究用試薬)
容量:
20/100μg
- - ¥18,900
¥73,500
脂質過酸化の後期段階のマーカー(アルデヒドLys付加体)。免疫組織染色・ウェスタン用。
イソプラスタン測定キット
(ELISA法450nm)
(研究用試薬・96ウェル)
測定範囲:
0.05〜50 ng/mL
- - ¥84,000 細胞膜の酸化損傷マーカー
(イタリア MED.DIA社製)。
イソプラスタン 受託分析
(ELISA法)
- - ¥8,400 細胞膜の酸化損傷マーカー
(米国 AssayDesign社製)。
抗アクロレイン(ACR)
モノクローナル抗体
(研究用試薬)
容量:
20/100μg
- - ¥26,250
¥105,000
免疫組織染色に最適。
抗マロンジアルデヒド(MDA)
モノクローナル抗体
(研究用試薬)
容量:
30μg
- - ¥42,000 免疫組織染色に最適。
抗4-ヒドロキシヘキセナール(4-HHE)
モノクローナル抗体
(研究用試薬)
容量:
30μg
- - ¥52,500 免疫組織染色に最適。
(n=3系高度不飽和脂肪酸の酸化2次生成物)
抗クロトンアルデヒド(CRA)
モノクローナル抗体
(研究用試薬)
容量:
30μg
- - ¥63,000 免疫組織染色に最適。
抗メチルグリオキザール(MG)
モノクローナル抗体
(研究用試薬)
容量:
30μg
- - ¥42,000 免疫組織染色に最適。
抗7-ケトコレステロール(7-KC)
モノクローナル抗体
(研究用試薬)
容量:
20/100μg
- - ¥42,000
¥126,000
免疫組織染色に最適。
酸化LDL測定キット(ELISA法 450nm)
(研究用試薬・96テスト用)
測定範囲:
25-400 ng/mL
- - ¥99,750 動脈硬化との関連性が報告されています。ヒト血漿または血清中の酸化LDLを測定します。






抗ジブロモチロシン(DiBrY)
モノクローナル抗体

(研究用試薬・NEW
容量:
20μg
- - ¥25,200 好中球、好酸球のミエロペルオキシダーゼ、ペルオキシダーゼに由来する活性酸素種(HOBr)が蛋白質チロシン残基に 反応して生成されます。免疫組織染色に最適。
抗ジチロシン(DT)モノクローナル抗体
(研究用試薬・NEW
容量:
20μg
- - ¥25,200 活性酸素による新しい蛋白質酸化損傷バイオマーカーです。免疫組織染色に適しています。
蛋白質過酸化物(AOPP)測定キット
(研究用試薬・96ウェル・比色法340nm)
測定範囲:
6.25〜100μmol/L
- EDTA
血漿
- ¥99,750 血漿中のadvanced oxidation protein products (AOPP)を検出します。



SOD活性測定キット(比色法560nm)
(研究用試薬・96テスト用)
測定範囲:
5〜60 U/mL
- ¥52,500 組織ホモジネート、赤血球SOD活性を測定。ヒト血清/血漿では検出限界以下となる場合があります。
ヒトCu/Zn SOD ELISAキット(450nm)
(研究用試薬・96テスト用)
測定範囲:
0.04〜5 ng/mL
- ¥105,000 ヒト血清/血漿/培養上清/赤血球/組織ホモジネート中のSODを測定します。
グルタチオンペルオキシダーゼ測定キット
(研究用試薬・192テスト用・比色法340nm)
測定範囲:
5〜60 mU/mL
- ¥63,000 過酸化水素を水に還元する重要な抗酸化酵素。GPx-1の測定に適します。
グルタチオンSトランスフェラーゼπ測定キット
(研究用試薬・96テスト用・ELISA450nm)
測定範囲:
9.4〜600 ng/mL
- ¥94,500 赤血球、白血球をはじめ多くの臓器に分布する主要な解毒酵素の一つ。
血清MPO測定キット(ELISA法450nm)
(研究用試薬・96 Wells)
測定範囲:
3.13〜25 ng/mL
- - ¥94,500 ミエロペルオキシダーゼは好中球に多く含まれ、生体防御や炎症等に関連します。
PMNエラスターゼ測定キット
(研究用試薬・96テスト用・ELISA法450nm)
測定範囲:
0.12〜3.3 ng/mL
- - ¥94,500 好中球の関与する炎症において検出が報告されています。







ユビキノール(CoQ10 受託分析
(HPLC法)
- - ¥7,350 血清CoQ10濃度を測定します。CoQ9(マウス血清)も分析可能。
・ルテイン + ゼアキサンチン
・βクリプトキサンチン
・αカロテン
・βカロテン
・リコピン
・ビタミンA
・ビタミンE(α/δ/γトコフェロール)
受託分析
(HPLC法)
- - 各¥4,200 食品由来の重要な脂溶性抗酸化物質。







抗酸化能測定試薬「PAO」(比色法490nm)
(研究用試薬・96 Wells)
測定範囲:
21.9〜4378μmol/L
食品 ¥73,500 水溶性および脂溶性抗酸化物質測定用試薬。血清の抗酸化能評価に最適。
グルタチオン測定キット(比色法405nm)
(研究用試薬・192テスト用)
測定範囲:
0.1〜20μmol/L
- ¥52,500 総グルタチオン濃度(GSH+GSSG)を測定します。前処理により酸化型(GSSG)のみ検出することも可能です。
ビタミンC 受託分析
(比色法)
- - ¥3,570 代表的な水溶性抗酸化ビタミンの一つ。
尿酸 受託分析
(酵素法)
- - ¥115 血液中に含まれる強力な抗酸化物質。
STAS(総抗酸化能) 受託分析
(比色法)
- - ¥2,100 血清の水溶性フリーラジカル消去能を測定します。


価格は2008年4月現在のものです。価格、取扱品目は予告なく変更される場合があります。

【抗酸化物質の評価のためのマーカー選択例(尿)】
1) 最も実施例が多いのは、尿サンプルを用いて8-OHdGを評価する方法です。
2) 脂溶性の抗酸化物質を多く含む場合には、8-OHdG(水溶性)では生体への効果を検出しにくい場合があります。 このような場合には脂質系の酸化損傷マーカー(イソプラスタン、ヘキサノイルリジン等)を一緒に測定することにより、抗酸化物質の 効果をうまく検出できる可能性が高くなります。
  【測定組み合わせ例】
パターン1:尿中8-OHdG
パターン2:尿中8-OHdG + 尿中脂質マーカー(イソプラスタン/HELの1つ)
【抗酸化物質の評価のためのマーカー選択例(尿 + 血清)】
1) 尿だけの場合に比べ、より精密な評価が可能になります。最も大きなメリットは血清中の抗酸化物質も測定できる ことにあります。最近特に注目されているコエンザイムQ10(CoQ10)の酸化率なども測定できるようになります。
2) 抗酸化物質の評価試験でしばしば観察されることですが、抗酸化物質を投与しても酸化ダメージの量が 期待したほど変化しない場合があります。このようなケースでは、しばしば体内の抗酸化物質(ビタミンC/Eなど)の消耗の抑制が 観察されます。
  【測定組み合わせ例】
パターン1:尿中8-OHdG+血清STAS
パターン2:尿中8-OHdG+尿中脂質マーカー(イソプラスタン/HELの1つ)+血清STAS+ビタミンC/E+CoQ10
パターン3:酸化ストレスプロファイル(全項目を総合的に測定。個別に実施するより安価です。)
【in vitroとin vivoの組み合わせ評価】
より有効な抗酸化物質(食品)の開発評価には、in vitroでの抗酸化性評価と、in vivoでの有効性評価の 組み合わせが役立ちます。抗酸化物質の評価には、例えばPAO(Test kit for Potential Anti Oxidant)があります。 銅イオンに対する還元力を指標に抗酸化物質を測定する方法で、水溶性/脂溶性の抗酸化物質を幅広く検出できること、 特定のラジカルへの反応性の強弱に依存しないため、量論的な評価が行えると考えられます。
【疾病解析のためのマーカー選択例】
病態解析の場合には、アプローチの仕方は疾病の種類、評価対象となる薬剤や治療法によって異なります。
1)8-OHdGの評価
尿や血清を使って、全身性の酸化ストレス評価を実施できます。特に腎臓疾患の場合には血清を用いた酸化ダメージの評価が有効です。 ただ、ヒト血清中の8-OHdGは非常に濃度が低く、検出限界以下となる場合がありますのでご注意ください。
免疫組織染色によって対象臓器や病巣部位における酸化ダメージを検出できます(定性〜半定量)。
また対象組織からDNA抽出し、8-OHdGの定量評価も可能です。また、尿中8-OHdGよりも末梢血白血球の方が明瞭な結果が得られる場合があります。 疾病により髄液や腹水も有効と考えられます。
2)脂質系酸化損傷マーカー
酸化ストレスは水溶性/脂溶性のフリーラジカル発生と抗酸化システムの作用の総合的な結果といえます。病態解析についても8-OHdGだけでなく 脂溶性の酸化損傷マーカーが有効なケースも考えられます。全身性のマーカーについては尿でしたらイソプラスタン、ヘキサノイルリジン、 血清の場合にはSTAS、CoQ10等があります。特定の臓器や病変部位の評価には、免疫組織染色やウェスタンブロットが可能です。 尚、脂質系酸化損傷マーカーはそれぞれ特徴があり同じ実験系でもマーカーによって異なる動きをする場合があります。個々のケースについて どのマーカーを選択すべきかは 過去の文献データなどをもとに判断していただくことになります。
3)血清中の抗酸化物質
生体内における酸化ストレスの変化は、必ずしも酸化損傷マーカーの変化としてうまく検出されない場合があります。酸化ストレスの変化は 体内の抗酸化物質(ビタミンC/Eなど)の消耗の抑制として観察されることがあります。このようなケースでは 血清中の抗酸化物質 (ビタミンC/E、カロテノイド、CoQ10、尿酸)や血清抗酸化能(PAO:Test kit for Potential Anti Oxidant)の測定が有効と考えられます。

・尿8-OHdG(全身性)
・尿イソプラスタン(全身性/脂質系)
・組織8-OHdG(特定臓器や病変部位/免疫組織染色 or 組織中8-OHdG定量)
・組織4-HNE(特定臓器や病変部位/免疫組織染色)
・尿ヘキサノイルリジン(全身性/脂質系)脂質過酸化の初期生成物の新規マーカーです。
・組織ヘキサノイルリジン(特定臓器や病変部位/免疫組織染色)
【ご注意】 弊社の提供する試薬、受託分析サービス等は全て研究用です。研究以外の用途(臨床検査/診断/医療行為等)には使用できません。
ページの先頭へ