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酸化ストレスマーカー技術情報
Technical support for oxidative stress biomarkers.  
こちらでは酸化ストレスマーカーの技術情報、学術情報をご紹介しております。皆様のご研究に役立てて頂ければ 幸いです。
またよろしければ、学会や論文等で発表された内容をご紹介頂ければ大変ありがたく思います。このページの一番下に お問い合わせフォームをご用意いたしました。ご質問・コメントなどお気軽にお送り頂けると助かります。 対象となるマーカーも徐々に増やしていきたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。

弊社は本ホームページおよび製品、添付文書等を作成するにあたり細心の注意を払っておりますが、これらによる損害が万一発生した場合でも、 弊社は責を負いませんので予めご了承ください。また、製品の価格、仕様、試薬構成、測定手順等は、製造元の都合により予告無く変更される 場合があります。
【掲載項目】  
タンパク質過酸化物 測定キット AOPP測定キットに関する参考文献と技術情報です。
ミエロペルオキシダーゼ(MPO)測定キット MPO測定キットに関する参考文献と技術情報です。
マロンジアルデヒド(MDA・TBARS法)測定キット MDA測定キットに関する参考文献と技術情報です。
カルボニル化蛋白測定キット Protein carbonyl測定キットに関する参考文献と技術情報です。
ビタミンC測定キット ビタミンC測定キットに関する参考文献と技術情報です。
SOD活性測定キット SOD測定キットに関する参考文献と技術情報です。
ヒトCu/Zn-SOD測定用ELISAキット SOD測定用ELISAキットに関する参考文献と技術情報です。
酸化LDL測定キット 酸化LDL測定用ELISAキットに関する参考文献と技術情報です。
酸化LDL自己抗体測定キット 酸化LDL自己抗体測定キットに関する参考文献と技術情報です。
グルタチオン測定キット グルタチオン測定キットに関する参考文献と技術情報です。
グルタチオンペルオキシダーゼ(GPx)測定キット Glutathione peroxidase (GPx)測定キットに関する参考文献と技術情報です。
グルタチオンレダクターゼ(GR)測定キット Glutathione reductase (GR)測定キットに関する参考文献と技術情報です。
PMNエラスターゼ測定キット ヒトPMNエラスターゼ測定用ELISAキットに関する参考文献と技術情報です。
抗Nε-(cerboxymethyl)lysine: CML抗体 抗CML抗体に関する参考文献と技術情報です。
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タンパク質過酸化物(AOPP)測定キット
No. 【タイトル】 【内容】
1 Q:分光光度計でも測定できますか? A:測定可能ですが、必要なサンプル量と試薬液量にご注意ください。
2 Q:EDTA血漿以外には適用できますか? A:ヘパリン血漿や血清サンプルでも測定できると考えられますが、EDTA血漿の場合と 数値が異なる可能性があります。また、実験動物につきましては、ラットでの測定例があるようです。
3 Q:基準値はありますか? A:研究用試薬であるため基本的には参考値/基準値の設定はありませんが、下記のような 数値が報告されております。研究施設や母集団の設定によって数値が大きく異なる場合がありますのでご注意ください。
血漿測定値:透析患者149±41μmol/L (Circulation 106, p2212-2217,2002)
血清測定値:透析患者144.3μmol/L、健常者89.2μmol/L(Nephrol Dial Transplant 18, p2577-2581, 2003)
4 Q:コントロールの濃度を教えてください。 A:商品に同梱の「Produkt Spezifikation」(A4サイズ1枚)にコントロールの調製方法と 濃度が掲載されております。
5 Q:サンプルは凍結保存できますか? A:凍結保存した新鮮EDTA血漿でも測定可能です。凍結前に比べ凍結血漿のAOPPは 若干高くなる可能性があります。投与前後など比較試験をされる場合には、サンプル保存条件を統一することをお奨めします。 尚、数回凍結融解しても測定値への影響は軽微とされています。

よろしければ質問・コメント・研究事例などお寄せください。

【参考文献】
1) Advanced oxidation protein products as a novel marker of oxidative stress in uremia.
Kidney Int. 49(5),p1304-1313 (1996)
Witko-Sarsat V, Friedlander M, Capeillere-Blandin C, Nguyen-Khoa T, Nguyen AT, Zingraff J, Jungers P, Descamps-Latscha B.
尿毒症患者血漿を対象にAOPPを測定した文献です。
2) Early prediction of IgA nephropathy progression: proteinuria and AOPP are strong prognostic markers.
Kidney Int. 66(4):1606-12. (2004)
Descamps-Latscha B, Witko-Sarsat V, Nguyen-Khoa T, Nguyen AT, Gausson V, Mothu N, Cardoso C, Noel LH, Guerin AP, London GM, Jungers P.
IgA腎症患者を対象にAOPPを測定した文献です。
3) Advanced oxidation protein products as risk factors for atherosclerotic cardiovascular events in nondiabetic predialysis patients.
Am J Kidney Dis. 45(1):39-47.(2005)
Descamps-Latscha B, Witko-Sarsat V, Nguyen-Khoa T, Nguyen AT, Gausson V, Mothu N, London GM, Jungers P.
uremic predialysis患者を対象に動脈硬化との関連性を調べた7年間の追跡調査です。心筋梗塞/脳梗塞発症群 (58±20μmol/L)は非発症群(42±14μmol/L)に比べ血漿AOPP濃度が有意に高値を示します。
4) Inflammation and oxidative stress markers by pentoxifylline treatment in rats with chronic renal failure and high sodium intake.
Arch Med Res. 38(1),p34-8.(2007)
Gallardo JM, de Carmen Prado-Uribe M, Amato D, Paniagua R.
ラットに対し5/6腎摘出術を行い慢性腎疾患モデルを作成。AOPP測定値はNaCl低摂取群(31.72μg/mL)、 中摂取群(45.89)、高摂取群(60.41)。血漿MDAには有意差なし。高摂取群へのpentoxifylline(PF)投与によりAOPP低下(49.83μg/mL)
5) Modulation of CD36 protein expression by AGEs and insulin in aortic VSMCs from diabetic and non-diabetic rats.
Nutr Metab Cardiovasc Dis. 2006 Nov 24
de Oliveira Silva C, Delbosc S, Arais C, Monnier L, Cristol JP, Pares-Herbute N.
血漿AOPPは糖尿病ラット(GKラット)において対照ラットに比べ高値を示します。
6) Paraoxonase-1 concentrations in end-stage renal disease patients increase after hemodialysis: Correlation with low molecular AGE adduct clearance.
Clin Chim Acta. 377(1-2), p213-20 (2007).
Gugliucci A, Mehlhaff K, Kinugasa E, Ogata H, Hermo R, Schulze J, Kimura S.
末期腎疾患(ESRD)患者においてAOPPは高値を示します。
7) Serum advanced oxidation protein products, myeloperoxidase and ascorbic acid in pre-eclampsia and eclampsia.
Aust N Z J Obstet Gynaecol. 46(6), p486-91 (2006).
Noyan T, Guler A, Sekeroglu MR, Kamaci M.
子癇患者ではマロンジアルデヒドが高値を示しますが、AOPPは有意差なし。
8) Impact of Angiotensin II Receptor Blocker on Plasma Levels of Adiponectin and Advanced Oxidation Protein Products in Peritoneal Dialysis Patients.
Blood Purif. 24(5):445-450 (2006)
Furuya R, Odamaki M, Kumagai H, Hishida A.
腹膜透析患者では血漿AOPPは高値を示します。アギオテンシン2受容体ブロッカー(Candesartan) 投与により 血漿AOPPが低下します。
9) Association of metabolic syndrome risk factors with selected markers of oxidative status and microinflammation in healthy omnivores and vegetarians.
Mol Nutr Food Res.50(9),p858-868(2006).
Sebekova K, Boor P, Valachovicova M, Blazicek P, Parrak V, Babinska K, Heidland A, Krajcovicova-Kudlackova M
メタボリックシンドロームとの関連性が報告されています。
10) Advanced oxidation protein products induce monocyte chemoattractant protein-1 expression via p38 mitogen-activated protein kinase activation in rat vascular smooth muscle cells.
Chin Med J (Engl). 119(13):1088-93 (2006).
Peng KF, Wu XF, Zhao HW, Sun Y.
SDラット(雄)動脈由来の血管平滑筋細胞にAOPPを添加するとMCP-1のmRNAレベルが上昇します。
11) Protein oxidation status in patients with ankylosing spondylitis.
Pheumatlogy 43, p1235-1239 (2004)
C Yazici, K Kose, M Calis, S Kuzuguden and M Kirnap.
強直性脊椎炎(AS)においてAOPPは高値を示します。
12) Effects of exercise and training in hypoxia on antioxidant/pro-oxidant balance.
Eur J Clin Nutr. 60(12):1345-54 (2006).
Pialoux V, Mounier R, Ponsot E, Rock E, Mazur A, Dufour S, Richard R, Richalet JP, Coudert J, Fellmann N
低酸素条件下における運動で、AOPPが上昇することが報告されています。
13) Protein oxidation in obesity and insulin resistance.
Eur J Pediatr. 165(11),p753-756(2006)
Atabek ME, Keskin M, Yazici C, Kendirci M, Hatipoglu N, Koklu E, Kurtoglu S.
肥満、インシュリン抵抗性とAOPPとの関連性が報告されています。
14) Effect of white wine consumption on oxidative stress markers and homocysteine levels.
Physiol Res. 2006 Mar 23
Rajdl D, Racek J, Trefil L, Siala K
白ワイン摂取によりAOPPが低下することが報告されています。
15) Oxidative stress and inflammation in pregnancy.
Scand J Clin Lab Invest. 66(2),p121-127(2006)
Fialova L, Malbohan I, Kalousova M, Soukupova J, Krofta L, Stipek S, Zima T.
妊娠におけるAOPPの上昇が報告されています。
16) Advanced oxidation protein products accelerate atherosclerosis through promoting oxidative stress and inflammation.
Arterioscler Thromb Vasc Biol. 26(5),p1156-1162(2006)
Liu SX, Hou FF, Guo ZJ, Nagai R, Zhang WR, Liu ZQ, Zhou ZM, Zhou M, Xie D, Wang GB, Zhang X.
高コレステロール血症ウサギを対象にウサギアルブミン酸化物(AOPP-RSA)を8週間静脈投与。 AOPP-RSA投与群では対照群に比べアテローム性動脈硬化病変が進行。
17) The structural and pharmacokinetic properties of oxidized human serum albumin, advanced oxidation protein products (AOPP).
Drug Metab Pharmacokinet. 21(2), p140-146 (2006).
Iwao Y, Anraku M, Hiraike M, Kawai K, Nakajou K, Kai T, Suenaga A, Otagiri M.
血漿AOPPのクリアランスは主に肝臓と脾臓で行われることが報告されています。
18) Glycoxidation and inflammation in chronic haemodialysis patients.
Nephrol Dial Transplant 18, p2577-2581 (2003)
Marta Kalousova, Sylvie Sulkova, Lenka Fialova, Jirina Soukupova, Ivan Matous Malbohan, Pavel Spacek, Martin Braun, Ludmila Mikulikova, Magdalena Fortova, Magdalena Horejsi, Vladimir Tesar and Tomas Zima
透析患者を対象とした血清AOPP測定例です。透析患者34名のAOPP平均値は144.3μmol/L(118.1-180)と、 健常者対照14名のAOPP平均値89.2μmol/L(76.2-96.6)に比べ有意に高値を示します。
19) Iron therapy, advanced oxidation protein products, and carotid artery intima-media thickness in end-stage renal disease.
Circulation 106, p2212-2217 (2002)
Tilman Drueke, Veronique Witko-Sarsat, Ziad Massy, Beatrice Descamps-Latscha, Alain P Guerin, Sylvain J Marchais, Valerie Gausson and Gerard M London.
透析患者79名での測定で、AOPP濃度は149±41μmol/Lを示します。
20) Endotherial dysfunction and hypertention in 5/6 nephrectomized rats are mediated by vascular superoxide.
Kidney Internatioal 61, p586-590 (2002)
Galit Hasdan, Sydney Benchetrit, Gloria Rashid, Janice Green, Jacques Bernheim and Mauro Rathaus.
ラット血漿での測定例です。
21) The plasma concentration of advanced oxidation protein products and arterial stiffness in apparently healthy adults.
Free Radical Research 41(6), p645-649(2007)
Andrzej Wykretowicz, Karolina Adamska, Tomasz Krauze, Przemyslaw Guzik, Adam Szczepanik, Agnieszka Rutkowska, Henryk Wysoki
血漿AOPPは健常者において動脈硬化度に相関して高値を示すことが報告されています(R2 = 42%, p 0.0001)。
22) Advanced Oxidation Protein Products Activate Vascular Endothelial Cells via a RAGE-Mediated Signaling Pathway.
Antioxid. Redox Signal. 10(10), 2008
Zhi Jian Guo, Hong Xin Niu, Fan Fan Hou, Lu Zhang, Ning Fu, Ryoji Nagai, Xiao Lu, Bai Hong Chen, Yue Xin Shan, Jian Wei Tian, Ram H. Nagaraj,Di Xie, and Xun Zhang
AOPPは糖尿病、慢性腎疾患、アテローム性動脈硬化病変における血管障害に関わっていることが知られています。 この文献ではAOPPがAGE受容体(RAGE)を介して血管内皮細胞を活性化しうることが示されています。
マロンジアルデヒド(MDA・TBARS法) 測定キット
No. 【タイトル】 【内容】
1 尿サンプルへの適用 尿サンプル中のMDAにつきましては、特に健常者の場合に濃度が低いため検出限界以下となる場合があるようです。
2 血清中のMDA測定 血清中のMDAも検出可能です。 血清サンプルの場合、バックグラウンドが高くなることが知られており、バックグラウンドの影響を避けるために third derivative analysis処理をお奨めします。 詳細はこちら(PDF: 約3.7MB) をご覧ください。 尚、血清サンプルは-70℃にて凍結保存してください。

バックグラウンドの主な要因であるヘモグロビンを抽出することで、2波長測光(Jentzsch法:535nmと572nm)でも 精度の高いデータを得ることができます。
3 Third delivative analysisとは 吸光度のバックグラウンドを消去するための解析方法です。まず、分光光度計を使って波長400nmから 700nmまでの吸光度を1nmまたは2nm刻みで計測します。 製造元(Northwest Life Science Specialities LLC)のウェブサイトにて、オンラインで データ解析をすることができます。http://www.nwlss.com/sg/worksheet.php

解析方法の詳細、オンライン解析の使用方法につきましては、こちらをご覧ください。
4 組織ホモジネートへの適用
(マウス脳組織への適用例)
本キットは組織ホモジネートにも適用可能です。氷冷したアッセイバッファーと組織を混合し、 10%(W/V)ホモジネートをDounce型またはPotter-Elvehjem型のホモジナイザーを使って調製します。 遠心上清を回収して氷冷し、直ちにMDAを測定します。
・必要なサンプル量は、組織の種類、動物種、酸化ストレスの状況により異なります。検出下限となった場合には 組織量を増やして測定してください。
・ヘモグロビンが干渉する可能性があるため、組織により適切なバッファー(例:ヘパリン含有 生理的リン酸緩衝液)で 灌流した方が良い場合があります(マウス脳への適用では灌流の必要性は無いようです)。
・サンプル処理中の脂質酸化を抑制するためにホモジネートにBHT(0.1%程度)を添加することをお奨めします。
・サンプルの保存は、組織ブロックの状態で-80℃にて行ってください。
・測定データの補正は、組織の湿重量または、ホモジネート中の蛋白濃度で行うことが可能です。
5 マウス肝臓への適用 本キットはマウス肝臓にも適用可能です。
6 ヘモグロビンの除去方法
(バックグラウンド対策)
ヘモグロビンはTBA2-MDAに近い波長での吸収を示すため、サンプル中に高濃度に含まれていると 測定値に影響を与える場合があります。サンプルからヘモグロビンを除去することで、より正確にMDAを 測定できるようになります。
MDA測定用 ヘモグロビン除去プロトコル
7 キャリブレーター(tetramethoxypropane)について 本キットではキャリブレーターとしてMDAではなく、MDAの比較的安定な前駆体であるtetramethoxypropaneを 採用しております。tetramethoxypropaneは酸性条件下で速やかに加水分解され、MDAを生成します。

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【参考文献】
1) Chemistry and biochemistry of 4-hydroxynonenal, malonaldehyde and related aldehydes.
Free Radic Biol Med.11(1):p81-128 (1991)
Esterbauer H, Schaur RJ, Zollner H.
2) Biomarkers of free radical damage applications in experimental animals and in humans.
Free Radic Biol Med.26(1-2):p202-26.(1999)
de Zwart LL, Meerman JH, Commandeur JN, Vermeulen NP.
3) Malondialdehyde and thiobarbituric acid-reactivity as diagnostic indices of lipid peroxidation and peroxidative tissue injury.
Free Radic Biol Med. 9(6):p515-540.(1990)
Janero DR.
4) Improved analysis of malondialdehyde in human body fluids.
Free Radic Biol Med. 20(2):p251-256. (1996)
Jentzsch AM, Bachmann H, Furst P, Biesalski HK.
5) Reactions of 1-methyl-2-phenylindole with malondialdehyde and 4-hydroxyalkenals. Analytical applications to a colorimetric assay of lipid peroxidation.
Chem Res Toxicol.11(10):p1176-1183. (1998)
Gerard-Monnier D, Erdelmeier I, Regnard K, Moze-Henry N, Yadan JC, Chaudiere J.
6) Free and bound malondialdehyde measured as thiobarbituric acid adduct by HPLC in serum and plasma.
Clin Chem. 37(8):p1423-1429.(1991)
Carbonneau MA, Peuchant E, Sess D, Canioni P, Clerc M.
7) Determination of malondialdehyde as dithiobarbituric acid adduct in biological samples by HPLC with fluorescence detection: comparison with ultraviolet-visible spectrophotometry.
Clin Chem. 47(9):1725-1727. (2001)
Lykkesfeldt J.
ビタミンC測定キット
No. 【タイトル】 【内容】
1 ヒト血漿VCの正常値 4-15 mg/L (Burtis CA, Ashwood ER. Tietz textbook of clinical chemistry, 4th ed. Saunders: Philadephia, 2006: 1107) ※出典により正常値、基準値は異なります。
2 ヒト以外の動物種 マウス、ラットなど実験動物の血漿ビタミンCも測定可能です。動物種や飼育条件等により検出限界以下となる可能性も ありますのでご留意ください。
3 標準物質の性状について 試薬性能向上のため、2008年より本製品の標準物質バイアルは、凍結乾燥パウダーが見えない構成となっております。 使用説明書に記載されている通り、標準物質バイアルに蒸留水400μLを添加してご使用ください。

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【参考文献】
1) Stability of whole blood and plasma ascorbic acid.
European Journal of Clinical Nutrition 61, p1233?1236(2007) A Karlsen, R Blomhoff and T E Gundersen.
血漿サンプルの採取および保存方法に関する文献です。アスコルビン酸は壊れやすいため、 採血後直ちに遠心分離し -70℃にて保管(80日以内)します。
カルボニル化蛋白測定キット
No. 【タイトル】 【内容】
1 DNA・RNAの影響について 組織サンプル等を測定する場合に、RNAは正の干渉を与える場合があります。30μgのBSA(Bovine serum albumin)に対し30μgの RNAを添加するとELISAにおけるカルボニル化蛋白の測定値が 0.6 nmol/mg protein 高く検出されることが知られています。DNAについては、BSA 30μgに対しDNA 30μg添加しても、測定値に影響はありません。(出典:Methods Enzymol. 300, p106-p111, 1999)
2 ヒト血漿の測定値 正常ヒト血漿ではカルボニル化蛋白濃度は0.1 ng/mg protein以下を示す場合があります。患者血漿や、未熟児の気管支 肺胞洗浄液では4 nmol/mg protein程度の高値を示します。
3 TCA沈降の影響について 低タンパク濃度のサンプルではTCA沈降法を用いて4g/Lまで濃縮してから測定します。TCA処理によりカルボニル化蛋白は20%程度 増加する場合があるようです。(スタンダードも同様にTCA処理しますので測定値への影響は少ないようです)
4 従来法(比色法)との相関 ヒト血漿サンプル(n=26。濃度範囲:0.01〜2.2 nmol/mg protein)を使った検討では、本法による測定値は従来法と比較的高い 相関性を示すことが報告されています(相関係数r2 =0.70)。
5 食品サンプルの応用 食品の経時変化や酸化等により、蛋白質成分の酸化が起きることがあります。食品中のカルボニル化蛋白を測定することで 食品の劣化等を評価できる可能性があります。

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【参考文献】
1) Protein carbonyl measurement by a sensitive ELISA method.
Free Radic Biol Med. 23(3), p361-366 (1997). Buss H, Chan TP, Sluis KB, Domigan NM, Winterbourn CC.
本キット開発、試薬性能に関する文献です。
2) Protein Carbonyl Measurements by Enzyme-linked Immunosorbent Assay.
Methods in Enzymology, Vol 300, pp106-111. (1999) Winterbourn, Christine C. and Buss, I. Hendrikje.
3) Elevated protein carbonyls and lipid peroxidation products correlating with myeloperoxidase in tracheal aspirates from premature infants.
Pediatr Res. 47(5), p640-645 (2000). Buss IH, Darlow BA, Winterbourn CC
4) Elevated free radical products in the cerebrospinal fluid of VLBW infants with cerebral white matter injury.
Pediatr Res. 52(2),p213-218 (2002)Inder T, Mocatta T, Darlow B, Spencer C, Volpe JJ, Winterbourn C.
5) Oxidative stress is associated with greater mortality in older women living in the community.
J Am Geriatr Soc. 55(9),p1421-1425(2007).
Semba RD, Ferrucci L, Sun K, Walston J, Varadhan R, Guralnik JM, Fried LP.
高齢者女性において、血清カルボニル化蛋白レベルは死亡リスクに関連することが報告されています。
6) Evaluation of oxidative stress in Insulin Dependent Diabetes Mellitus (IDDM) patients.
Diagn Pathol. 2(22), 2007. Ramakrishna V, Jailkhani R.
糖尿病患者(IDDM)では血漿中のカルボニル化蛋白レベルが健常者対照に比べ3.5倍高値を示します。
ミエロペルオキシダーゼ(MPO)測定キット
No. 【タイトル】 【内容】
1 Q:実験動物でも測定できますか? A:本キットは、ヒト ミエロペルオキシダーゼに特異的な抗体を使用しております。 ヒト以外への適用は難しいと考えられます。
2 Q:保健適用されているMPO-ANCAとの違いは何ですか? A:MPO-ANCA(抗好中球細胞質抗体)とはミエロペルオキシダーゼ(MPO)に対する 自己抗体を指します。本キットは、抗MPO自己抗体ではなく、サンプル中のMPOを検出します。 また、本キットは研究用試薬であり、診断/治療等に 用いることはできません。
3 Q:血清、血漿以外のサンプルに適用できますか? A:尿、糞便、唾液中のMPOを測定できるキットが別途ございます。 ご注文の際は尿中MPO測定キット(製品コードKMP-100D)とご指定ください。
唾液サンプルの場合には、付属の希釈液にて5倍希釈して測定します。

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【参考文献】
1) Myeloperoxidase predicts progression of carotid stenosis in states of low high-density lipoprotein cholesterol.
J Am Coll Cardiol. 47(11):2212-8.(2006)
Exner M, Minar E, Mlekusch W, Sabeti S, Amighi J, Lalouschek W, Maurer G, Bieglmayer C, Kieweg H, Wagner O, Schillinger M.
本キットを使用した研究例です。
2) Validation of the human ozone challenge model as a tool for assessing anti-inflammatory drugs in early development.
J Clin Pharmacol.45(5):498-503 (2005)
Holz O, Tal-Singer R, Kanniess F, Simpson KJ, Gibson A, Vessey RS, Janicki S, Magnussen H, Jorres RA, Richter K.
本キットを使用した研究例です。
3) Pathological uterine perfusion in the second trimester is not associated with neutrophil activation.
Hypertens Pregnancy. 22(3):239-45.( 2003)
Stepan H, Heihoff-Klose A, Faber R.
本キットを使用した研究例です。
SOD測定キット(比色法)
No. 【タイトル】 【内容】
1 Q:植物抽出液を測定できますか? A:抽出液中にSODが存在すれば測定できる可能性があります。測定波長(560nm)に強い吸収が ないかご注意ください。
2 Q:分光光度計で測定できますか? A:測定可能です。例えば分光光度計のキュベット容量が1mLの場合、アッセイバッファー920μL、 サンプル40μL、ヘマトキシリン試薬40μLのように試薬とサンプル量を4倍にすることで測定できます。 キュベット容量1mLの場合、テスト数は30前後になることにご注意ください。
3 組織ホモジネートの調製法と
サンプル保存方法
保存方法
組織ホモジネートを測定する場合、破砕前の組織は-70℃以下にて保存し、ホモジネート 調整後は当日中に測定してください。培養細胞の場合、細胞ペレットの状態で-70℃以下にて保存し、測定当日に ホモジナイズやソニケーションを実施することをお奨めします。

灌流
赤血球由来SODの影響を取り除く場合には、灌流により血液を除去しておきます。
使用する灌流液の例:0.16 mg/mL Heparinを含む生理食塩水。

ホモジネート調製例
組織 1容量に対し9容量のPBS(pH7.4)を添加して破砕機を使ってホモジネートを調製。 遠心上清(例:1000rpm * 10min, 4℃)をSOD測定キットに適用。
参考文献:Tomasz Brzozowski, et. al.,Therapeutic potential of 1-methylnicotinamide against acute gastric lesions induced by stress. Role of endogenous prostacyclin and sensory nerves. J Pharmacol Exp Ther (2008)
Hong Wei Yao, et. al., Losartan Attenuates Bleomycin-Induced Pulmonary Fibrosis in Rats. Respiration 73(2)236-42(2006)
4 Q:タイムコースが直線にならない場合の対処法 A:サンプル中にヘマトキシリン自動酸化を抑制する成分が含まれているとタイムコースが湾曲する 場合があります。殆どの場合、反応開始後10分以内は直線的に吸光度が上昇しますので、10分以内の直線部分を利用して 測定することで、夾雑物質の影響を回避することができます。このほか、アッセイバッファによる希釈や、透析等を実施する ことで改善される場合があります。
5 ヒト血清サンプルへの適用 SODの多くは細胞内に分布しており、血清中のSOD活性は検出限界以下となる場合があります。 血清サンプルは-70℃にて凍結保存してください。

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【参考文献】
1) Methods of detection of vascular reactive species: nitric oxide, superoxide, hydrogen peroxide, and peroxynitrite. Circ Res. 89(3),p224-236(2001), Tarpey MM and Fridovich I.
2) Negative and positive assays of superoxide dismutase based on hematoxylin autoxidation. Arch Biochem Biophys. 255(2), p329-336.(1987), Martin JP Jr, Dailey M, Sugarman E.
3) Vascular extracellular superoxide dismutase activity in patients with coronary artery disease: relation to endothelium-dependent vasodilation. Circulation. 101(19),p2264-2270 (2000), Landmesser U, Merten R, Spiekermann S, Buttner K, Drexler H, Hornig B.
ヒトCu/Zn-SOD測定用ELISAキット
No. 【タイトル】 【内容】
1 ヒト血清測定例 健常者血清22名を対象にした測定で、22.5〜102.9 ng/mL(平均値 56.5 ng/mL)との結果が得られています。
2 赤血球での測定例 臍帯血静脈から採取した赤血球では 11〜16 ng/106 赤血球、ダウン症候群では >20ng/106赤血球 を示すことが報告されています。
3 血清と血漿での差異について 健常者22名を対象に、血清、クエン酸血漿、EDTA血漿、ヘパリン血漿を採取し、ELISAキットにて 測定した結果、サンプルの種類による測定値に有意差は見られませんでした。
4 凍結融解の影響について 血清サンプルの場合、5回まで凍結融解を繰り返しても、測定値に変化は認められませんでした。
5 試薬構成の変更について TMB基質液が、従来の2液混合タイプから1液タイプに改善され、より使い易くなりました(2008年9月)。

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【参考文献】
1) The complete amino acid sequence of human Cu/Zn superoxide dismutase. Barra D, Martini F, Bannister JV, Schinina ME, Rotilio G, Bannister WH, Bossa F., FEBS Lett. 120(1), p53-56 (1980)
2) Subunit structure of human superoxide dismutase. Hartz JW, Deutsch HF., J Biol Chem. 247(21), p7043-7050 (1972)
3) Redox-activated expression of the cytosolic copper/zinc superoxide dismutase gene in Nicotiana.
Herouart D, Van Montagu M, Inze D., PNAS 90(7), p3108-3112 (1993)
4) Age-dependent basal level and induction capacity of copper-zinc and manganese superoxide dismutase and other scavenging enzyme activities in leukocytes from young and elderly adults. Niwa Y, Iizawa O, Ishimoto K, Akamatsu H, Kanoh T., Am J Pathol. 143(1), p312-320.(1993)
5) A rapid and sensitive enzyme immunoassay for Cu/Zn superoxide dismutase with polyclonal and monoclonal antibodies. Porstmann T, Wietschke R, Schmechta H, Grunow R, Porstmann B, Bleiber R, Pergande M, Stachat S, von Baehr R., Clin Chim Acta. 171(1):p1-10 (1988)
6) Immunochemical quantification of Cu/Zn superoxide dismutase in prenatal diagnosis of Down's syndrome. Porstmann T, Wietschke R, Cobet G, Lorenz K, Grunow R, Jahn S, Bollmann R, Stamminger G, von Baehr R. Hum Genet. 85(3), p362-366 (1990)
7) Cu/Zn superoxide dismutase quantification from fetal erythrocytes--an efficient confirmatory test for Down's syndrome after maternal serum screening and sonographic investigations. Porstmann T, Wietschke R, Cobet G, Stamminger G, Bollmann R, Rogalski V, Pas P., Prenat Diagn. 11(5), p295-303 (1991)
8) Differential regulation of antioxidant enzymes in response to oxidants. Shull S, Heintz NH, Periasamy M, Manohar M, Janssen YM, Marsh JP, Mossman BT., J Biol Chem. 266(36), p24398-24403 (1991)
酸化LDL測定用ELISAキット
No. 【タイトル】 【内容】
1 調製した試薬の安定性 スタンダード、コントロール試薬は測定当日に調製してください。溶解したスタンダード、コントロール、 希釈済みのコンジュゲート試薬は不安定であり保存できません。
2 血清/血漿サンプルの取扱い 本キットでは、血清、EDTA血漿、ヘパリン血漿を測定できます。サンプルの保存は-20℃以下としてください。 乳び、溶血のあるサンプルでは測定できません。特に血漿の場合、不溶物が含まれている場合には遠心(10000g*5分)して 取り除いてから測定してください。EDTA血漿、血清サンプルはサンプル希釈液にて10倍希釈してから 測定することをお奨めします。
3 参考値 健常者77名の血漿/血清を測定したとき、酸化LDL濃度は 18〜2261 ng/mL(平均値 287 ng/mL)との 測定結果が得られています(開発製造元の社内データ)。
4 プレートに固相化されている抗体 "MDA-modified apolipoprotein-100"に対する抗体が固相化されています。

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酸化LDL自己抗体測定キット
No. 【タイトル】 【内容】
1 サンプルの取扱い なるべく新鮮な血清を使用します。採血当日に測定しない場合には-20℃以下にて、長期間の保存には -70℃以下にて凍結保存してください。乳び血清や溶血血清はお避けください。尚、血漿サンプルには適用できません。
2 洗浄液の調製について 洗浄液(原液)に規定量の蒸留水を添加して調製します。まれに結晶が出ることがありますが 室温にて自然に溶解します。希釈済みの洗浄液は4℃にて保存可能です。

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【参考文献】
1) Serum level of IgG autoantibodies against oxidized low densitylipoproteins and lag-phase of serum oxidation in coronary heart disease - inverse correlation.
Gen Physiol Biophys 18, p87-97(1999) R Bakalova, ZH Zhelev, A Goudev, ST Ribarov, CH Nachev.
冠動脈心疾患の患者血清について、酸化LDL自己抗体測定値と、酸化ラグタイム測定値は負の相関を示します。
2) Evaluation of the atherogenic tendency of lipids and lipoprotein content and their relationships with oxidant-antioxidant system in patients with psoriasis.
Clin Chim Acta. 328(1-2), p71-82 (2003) Vanizor Kural B, Orem A, Cimsit G, Yandi YE, Calapoglu M.
3) Circulating autoantibodies to oxidized LDL correlate with impaired coronary endothelial function after cardiac transplantation.
Arterioscler Thromb Vasc Biol 22(12)p2044-2048(2002) Fang JC, Kinlay S, Behrendt D, Hikita H, Witztum JL, Selwyn AP, Ganz P.
心臓移植患者36名を対象とした研究で、冠動脈内皮機能(アセチルコリン負荷試験)は、酸化LDL自己抗体と有意に負の相関 (r=-0.43、p=0.01)を示すことが報告されています。一方、酸化LDL(酸化リン脂質修飾-apo-B)と冠動脈内皮機能との間に有意な相関性は 認められませんでした(r=-0.27、p=0.11)。
4) Autoantibodies to malondialdehyde-modified low-density lipoprotein in patients with angiographically confirmed coronary artery disease.
J Pharm Pharmacol. 54(12),p1651-1657(2002) McDowell A, Young IS, Wisdom GB.
グルタチオン測定キット
No. 【タイトル】 【内容】
1 分光光度計でも使用できますか? 分光光度計のキュベットでも測定可能です。詳細につきましては こちら(PDF 137KB)をご覧ください。

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【参考文献】
1) Enzymic method for quantitative determination of nanogram amounts of total and oxidized glutathione: applications to mammalian blood and other tissues. Anal Biochem. 27(3), p502-522 (1969) Tietze F
2) 241 strategies to improve glutathione content of in vitro-matured bovine oocytes. Reproduction, Fertility and Development 20(1) p200 (2008), E. C. Curnow, J. Ryan, D. Saunders and E. S. Hayes
3) Red wine consumption increases antioxidant status and decreases oxidative stress in the circulation of both young and old humans. Nutrition Journal September 6(27), 2007, Micallef, M; Lexis, L and Lewandowski, P
4) Atrial glutathione content, calcium current and contractility. J. Biol. Chem. 282(38), p28063-28073 (2007), Cynthia A. Carnes, Paul M.L. Janssen, Mary L. Ruehr, Hitomi Nakayama, Tomohiro Nakayama, Hannelore Haase, John Anthony Bauer, Mina K. Chung, Ian M. Fearon, A. Marc Gillinov, Robert L. Hamlin, and David R. Van Wagoner
5) Neuroprotective Effects of 17s-Estradiol and Nonfeminizing Estrogens against H2O2 Toxicity in Human Neuroblastoma SK-N-SH Cells. Mol. Pharmacol. 70, p395-404 (2006) Wang, X; Dykens, JA; Perez, E; Liu, R; Yang, S; Covey, DF; Simpkins, JW
6) The metal-responsive transcription factor-1 contributes to HIF-1 activation during hypoxic stress. Biochem Biophys Res Commun 337(3), p860-867 (2005) Brian J. Murphy, Barbara G. Sato, Timothy P. Dalton and Keith R. Laderoute
グルタチオンペルオキシダーゼ(GPx)測定キット
No. 【タイトル】 【内容】
1 分光光度計でも使用できますか? 分光光度計のキュベットでも測定可能です。マイクロプレート使用時に比べ、より低値まで測定できる場合が あります(1mU/mL)。キュベットの容積によりテスト数、サンプル液量が変わりますのでご注意ください。
2 GPx酵素活性の定義 本キットではGPx 1 unitとはH2O2の存在下、25℃ pH7.0の条件下において 1分間で1.0μmoleのGSHをGSSGに酸化する量として定義しています。この定義は、SIGMA-Algrich社より販売されている GPx標品の測定にも用いられています。尚、酵素活性は温度およびpHの影響を受けます。GPx-1に関しては 温度1℃の違いで5%程度の誤差が生じます。また、pH8.8における酵素活性はpH7.0で測定した値の約10倍の値を示します。
3 GPx標品の入手先 グルタチオンペルオキシダーゼ(GPx)標品はSIGMA-Aldrich社より入手可能です。
Glutathione Peroxidase from bovine erythrocytes, 300-700 units/mg protein (code:G6137)
4 既知の影響因子について 本キットは下記の夾雑物質の影響を受ける場合があります。
・還元剤: 0.1mM以上の濃度のcysteine、β-mercaptoethanol、dithiothreitolなどの還元剤。
・340nmにおける吸収: サンプルの340nmにおける吸収は1.2を超えないようにしてください。
・過剰なGSSG:サンプルに過剰のGSSGが含まれるとGPx活性が高めに検出されます。GSSGは透析により除去可能です。
・NADPHを消費する酵素:サンプル中にNADPHを消費する酵素が含まれると、GPx活性が高めに検出されます。
・Tween-20やTriton X-100といったpolyethoxy系非イオン性界面活性剤は本キットに影響を与える場合があります。
5 血清サンプルの保存方法 -70℃での凍結保存をお奨めします。

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【参考文献】
1) Studies on the quantitative and qualitative characterization of erythrocyte glutathione peroxidase. J Lab Clin Med.70(1),p158-169(1967), Paglia DE, Valentine WN.
2) Type II skeletal myofibers possess unique properties that potentiate mitochondrial H2O2 generation. Am J Physiol Cell Physiol 290,C844-851(2006), Anderson, EJ and Neufer, PD
本キットを使用した測定例です
3) Determination of selenium concentration and glutathione peroxidase activity in plasma and erythrocytes. Clin Chem 28(2),p311-316(1982), Pleban PA, Munyani A, Beachum J.
赤血球中のグルタチオンペルオキシダーゼ活性の測定例です
グルタチオンレダクターゼ(GR)測定キット
No. 【タイトル】 【内容】
1 血清サンプルへの適用 ガン患者において、血漿/血清中のGR活性が高値を示すことが報告されていますが、健常者では血漿/血清中のGR活性は 検出されないようです。測定の際には、溶血によって赤血球GRの影響が出る可能性がありますので、ご注意ください。
2 ヘモグロビン濃度の測定法 ヘモグロビン濃度の測定法としましてはシアンメトヘモグロビン法が知られています
例)BioAssay System社 Hemoglobin Assay Kit, QuantiChrom (250 tests) フナコシ扱
3 影響因子について 精製したGRは、Zn++またはCd++の存在下でNADPH、NADH、グルタチオン、 S2O42-、NaBH4により不活化されることが 知られており、この不活化はEDTAの添加により防ぐことができます。また、硫酸アンモニウム(≧100mM)はGR活性を阻害します。 また、高濃度のヘモグロビン(≧1mg/mL)は340nmにおける吸収を示すため、測定に影響を与える場合があります。 尚、ポリビニルピロリドン(0.1%)、KCl(100mM)、尿素(600mM)、Triton X-100(0.1%)は本キットに影響しません。
4 酵素活性の定義 本キットにおけるGR活性の定義は、25℃、pH7.6において1分間に1μモルのGSSGを分解するGR活性を1unitとします。
5 GR活性の温度依存性について GR活性は温度の影響を受けます。25℃における酵素活性を100%とした場合、15℃では46%、20℃では68%、30℃では133%、 35℃では172%の活性を示します。NADPHの分子吸光係数から酵素活性を算出する際にはご注意ください。
補正係数δは次の式で求めることができます。δ= 0.0062 x T 1.578
Tは温度(単位:℃)です。例えば27.5℃で測定した酵素活性測定値が449 mU/mLの場合、下記のように補正できます。
補正後のGR活性 = 0.0062 x 27.51.578 x 449 = 520 (mU/mL)

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【参考文献】
1) On the reaction mechanism of yeast glutathione reductase.
J Biol Chem. 240(11),p4470-4480(1965), Massey V, Williams CH Jr.
2) Glutathione reductase from human erythrocytes. Catalytic properties and aggregation.
Eur J Biochem.67(1),p231-238 (1976), Worthington DJ, Rosemeyer MA.
3) Effect of flavin compounds on glutathione reductase activity: in vivo and in vitro studies.
J Clin Invest.48(10), p1957-1966(1969), Beutler E.
4) A biochemical evaluation of the erythrocyte glutathione reductase (EC 1.6.4.2) test for riboflavin status. 2. Dose-response relationships in chronic marginal deficiency.
Br J Nutr. 45(1),p53-65(1981), Prentice AM, Bates CJ.
5) The effect of riboflavin deficiency on white cell glutathione reductase in rats.
Int J Vitam Nutr Res.47(1),p46-51(1977), Muller EM, Bates CJ.
6) Glutathione reductase in human lens epithelium: FAD-induced in vitro activation.
Curr Eye Res.6(10),p1249-1256(1987), Horwitz J, Dovrat A, Straatsma BR, Revilla PJ, Lightfoot DO.
7) Glutathione reductase from human erythrocytes. Molecular weight, subunit composition and aggregation properties.
Eur J Biochem. 60(2), p459-466 (1975), Worthington DJ, Rosemeyer MA.
8) Regulation of horse-liver glutathione reductase.
Int J Biochem. 25(4),p513-520(1993), Garcia-Alfonso C, Martinez-Galisteo E, Llobell A, Barcena JA, Lopez-Barea J.
9) Glutathione reductase.
Methods Enzymol. 113,p484-490(1985), Carlberg I, Mannervik B.
10) Assay of glutathione reductase in crude tissue homogenates using 5,5'-dithiobis(2-nitrobenzoic acid).
Anal Biochem. 175(2),p408-413(1988), Smith IK, Vierheller TL, Thorne CA.
11) Glutathione-peroxidase and glutathione-reductase activities of normal and pathologic human liver: relationship with age.
Scand J Gastroenterol. 15(7),p781-786(1980), Corrocher R, Casaril M, Guidi C, Gabrielli GB, Miatto O, De Sandre G.
12) An optimized semi-automatic rate method for serum glutathione reductase activity and its application to patients with malignant disease. J Clin Pathol. 29(1),p73-77(1976), Delides A, Spooner RJ, Goldberg DM, Neal FE.
PMNエラスターゼ測定キット
No. 【タイトル】 【内容】
1

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【参考文献】
1)
抗Nε-(carboxymethyl)lysine: CML抗体
No. 【タイトル】 【内容】
1 直接ELISA法による検出 蛋白質に結合したCMLは直接ELISA法にて検出できる場合があります。
1) 対象となる蛋白質 5μg/100μLをマイクロプレートにコート。
2) ブロッキング
3) 1000倍希釈した抗CML抗体を100μL/well分注し、室温にて2時間静置。
4) 洗浄し、HRP標識-抗ウサギIgGを100μL/well分注し、室温にて2時間静置。
5) 洗浄し、TMBZ溶液により発色。450nmの吸光度を測定。
参考文献:J Clin Invest. 99(3), p457-468(1997)

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【参考文献】
1) Increased accumulation of the glycoxidation product N(epsilon)-(carboxymethyl)lysine in human tissues in diabetes and aging.
Schleicher ED, Wagner E, Nerlich AG., J Clin Invest. 99(3), p457-468(1997)
ELISAによるCML測定方法、免疫組織染色による検出が紹介されています。
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